■ 症状別ビタミンの取り方

 

●日の疲れを癒すには

 最近では、オフィスや家庭でパソコンやワープロに向かう時間も多くなり、目の疲れや乾きを訴える人が増えてきました。そんな人は、夜盲症や眼球及び角膜の乾燥に効果的なビタミンAを取りましょう。また、水晶体の老化を防ぐビタミンB2を始め、神経細胞に働きかけるB1、B6、B12、そして近視の予防にも効果的だと言われるビタミンDなどを取るようにしましょう。

 

●肌の健康を保つには

 常に美しくありたいと願う女性にとっては、肌荒れは深刻な悩みのひとつ。また、男性も、肌が健康のバロメーターであることを考えると、その諸症状は大いに気になります。肌の悩みとひと言で言っても、様々な症状があります。例えば、10代の子供の代表的な悩みは「にきび」。思春期になると、皮脂の分泌が盛んになり、この皮脂が毛穴につまって大きく膨らみ、それが炎症を起こして「にきび」ができます。最近では、年齢に関係なく、髪の毛を伸ばしている女性がシャンプーをよくすすがないままにし、その毛先が肌に触れてにきびができ、悪化してしまう人もいます。にきびの対処には、肌を清潔にし、バランスの取れた食事を心がけるのが一番ですが、サプリメントで補うとしたら、葉酸を1日に5〜10mgほど摂取するとかなりよくなるでしょう。しかし、葉酸は、ビタミンB12の欠乏症を招く危険性がありますから、摂取を開始して、1か月後、その後は3、4か月ごとに医師の検査を受けることをお勧めします。初めは5mgからとし、もし効果が薄ければ徐々に10mgまで摂取量を増やすようにします。また、ビタミンAも大量に摂取することで、にきびが消えたという報告も出ています。しかし、大量摂取は肝臓、腎臓に害を及ぼす危険性もあり、やはり専門家の指示のもとで摂取量を調整するのが望ましいと言えます。

 肌の荒れを予防し、肌の若々しさを保つためにビタミンEは欠かせません。ビタミンEは、老化を進めると言われる過酸化物(さびのような物)が体内にできないよう、抗酸化物質としての働きをします。ですから、ビタミンEを摂取することで、皮膚の新陳代謝が活発になり、肌の老化も防ぐことができるのです。ビタミンEは、美しい髪の毛を保つためにも効果があります。

 皮膚炎や湿疹に悩む人には、ビタミンB2とB3(ナイアシン)をサプリメントで補充するとよいでしょう。ビタミンB2には、脂肪の代謝をスムーズにしますが、もし不足すると顔の中央や鼻の周りにぶつぶつができます。ナイアシンは、糖質と脂肪をエネルギーに変える働きをし、欠乏すると皮膚の炎症を起こします。

 そのほか、ビタミンCには殺菌効果があり、細胞を守り、肌を実しくすべすべに保ちます。また、メラニン色素の発生を抑えるので、日焼け防止にも良いと言われています。

 ミネラルでは、セレニウムをビタミンEとともに摂取すると効果があるほか、亜鉛も肌を正常に保つ働きをします。また、ハーブでは、Evening PrimroseOilが肌に効果的と言われています。

 

●骨や関節を強くするには

 骨を作るのに必要なのは、タンパク貿とカルシウムです。日本人は、一般的には十分にタンパク質を摂取していますが、お年寄りは食事が淡泊になりがちなので、タンパク質が不足することがあります。タンパク質が骨を維持する役割を持つのに対して、カルシウムは健康な骨と歯を作り出します。カルシウムは、乳製品の摂取量が少ない日本人の食生活ではどうしても不足しがちで、また甘い物を取りすぎるとカルシウムの消費量が多くなります。一方、摂取したカルシウムを有効に活用するにはビタミンDが欠かせません。これらの栄養素を積極的に取ることで、骨租そう症も予防することができます。最近は、若者がインスタント食品や甘い物を多く食べるので、骨からカルシウムが溶け出し、すかすかの状態になる危険性がありますから、もし食生活の上でカルシウムが十分に取れない場合には、サプリメントで補うとよいでしょう。また、ハーブで、骨を強くする働きをするのは、KelpやAlfalfaなどです。サメの軟骨にもタンパク質やカルシウムを補充し、骨や関節を強くする働きがあります。

 

●循環器系を健やかに保つために

 心臓、血管、リンパ管など、血液やリンパ液が流れる器官を循環器と呼びます。これらの器官の病気で代表的なものとしては、成人病である心臓病や高血圧などが挙げられます。仕事や家庭で精神的な重荷を負ったりしてストレスがたまったり、つき合いと称してお酒を飲む量が増えたりすると、高血圧になりやすいと言われています。高血圧の人は、脳卒中、脳出血、心筋梗塞、動脈硬化などになる可能性も高くなるので注意を要します。高血圧に効くといわれるサプリメントとしては、まずビタミンEが挙げられます。血管に毛化物質が沈着すると高血圧になるのですが、ビタミンEは、抗酸化作用により脂肪が酸化して老化物質の過酸化脂質を作るのを予防してくれます。血管の老化は20歳から始まるとも言われますから、若くてもビタミンEは積極的に摂取した方がよいでしょう。またビタミンEと同様に、ビタミンB2も過酸化脂質の生成を防ぐ働きをしており、両ビタミンは、すでに動脈硬化を起こしてしまった場合の治療にも効果があると言われています。

 成人病の中で最も恐いのが脳卒中ですが、その予防対策として、ビタミンA、C、Eを日頃から十分に取って、血管を常にリフレッシュしておくとよいでしょう。ビタミンAは、体内の細胞が正常に機能する働きをしており、一方、ビタミンCは、コレステロール値を下げる働きをします。高血圧などの予防、治療に有効なミネラルとしては、マグネシウムやカルシウムが挙げられます。また、カリウムは心臓や血管を守り、シリコンは循環の問題を改善します。また、CoQ10は血管に酸素を送り、血庄を下げる働きをします。

 

●消化器系の弱い人に

 食事をきちんと食べているのに、慢性の便秘で・・・という悩みを抱えた女性は意外に多いものです。こんな女性にはビタミンCの摂取をお勧めします。ビタミンCは、腸内の細菌を増やす働きがあり、特に便秘に効く乳酸菌を繁殖させ、便秘を解消してくれます。また、ビタミンBが不足しても、脚気の症状のひとつとして便秘と下痢を繰り返すことがあります。ビタミンCやビタミンBを十分に摂取することで腸の調子を整え、ひいては美容を保つことができます。このほか、葉酸にも消化を大いに助ける働きがあります。ミネラルでは、カルシウムとマグネシウムが整腸を促します。鉄も解毒剤としての働きをし、腸の働きを正常に保ってくれます。

 潰瘍には胃演瘍と十二脂腸潰瘍がありますが、どちらの場合にも、ベータカロチンが有効と言われています。ベータカロチンには、消化器の上皮組識を正常に保つ働きがあるからです。さらに、ビタミンEもベータカロチンと同様の働きをすると言われています。

 

●糖尿病の人に

 糖尿病は尿に糖がでる病気ですが、その原因はすい臓で作られるインシュリン不足か、すい職が正常に機能しないことによる血糖の異常増加にあります。最近、日本でも糖尿病の人が増えていますが、その原因は、食べ物が豊かになった一方で運動不足による肥満者が増えたことによります。もし、家族に糖尿病になった人がいて、自分も過食気味であれば、将来糖尿病になる可能性は高いと言えます。また、肥満の上に高血圧が伴うと、さらに糖尿病にかかりやすくなります。初期には、あまり自覚症状がありませんが、体がいつもだるかったり、喉が乾きやすかったりなどは、気になる症状のひとつです。さらに、症状が進めば体重が減少し、食欲が増して甘いものを好むようになり、尿量が増えて、頻尿になります。そのままにしておけば血管障害を起こしたりしますから、予防、早期の発見、治療が大切です。

 糖尿病の予防には、バランスの取れた食生活を送ることが一番。ビタミンも全てのビタミンを補給するのが理想的と言えます。中でも、ビタミB1は糖をエネルギーに代謝するときに活躍するビタミンで、大量に糖質を代謝するにはどうしてもB1が欠かせません。また、ビタミンB2も、脂質をエネルギーに代謝するので、糖尿病になって血中のコレストロール値が上がり、動脈硬化になりやすい人は、ぜひ補充する必要があります。ビタミンB3(ナイアシン)も、インシュリン及び血塘をコントロールするビタミンとして知られています。これに加えて、ビタミンB6も糖尿病に効果があると言われています。このビタミンにより、インシュリンの働きがスムーズになり、体内の糖分がエネルギーに変わって血糖値も下がると言われています。さらに、健康維持のために、少量でもよいのでビタミンCも常に摂取した方がよいでしょう。これらのビタミンを上手にバランスよく摂取することで、糖尿病の予防あるいは、その症状である疲労感や神経痛などを癒すこともできます。

 糖尿病によいミネラルとしては、クロムやマグネシウムが挙げられます。クロムは、インシュリンに体が正常に反応し、血糖をコントロールする働きをします。クロムの不足は、糖の代謝率を悪くしたり、手足のしびれや痛みなどを悪化させます。一方、マグネシウムは、大人の糖尿病、特にインシュリンを摂取している人にとっては不足しがちなミネラルです。マグネシウムは、血糖値を整え、エネルギー生産、すい臓からのインシュリンの調整、すい臓内でインシュリンを生産する細胞を守る役割をしています。マグネシウムが不足すると、糖尿病の合併症、例えば、心臓病、目の病気、腎臓病、高血圧症などの病気を併発したりします。

 リン酸塩は、糖尿病の人が欠乏しやすいミネラルです。このミネラルは血糖をコントロールし、疲労を取り除く働きをします。亜鉛も血糖値を正常に保つために大切なミネラルです。もし、糖尿病の場合には、ビタミンCをサプリメントで補充していても正常に代謝しないことがあるので、フラボノイドを摂取して、ビタミンCの働きを補助した方が良いでしょう。

 ハーブでは、Echinacea(エチナシア)が血液をきれいに保ち、また、GotuKola(ゴトウコラ)、Ginkgo(銀杏)は免疫システムを強化する働きをし、糖尿病の人の健康を維持するのに有効な働きをします。

 

●ぜんそくの人に

 息切れや、息をするとゼーゼーという音がしたり、胸が痛くなったりすることがある場合、ぜんそくの可能性があります。発作が軽いときにはちょっと苦しかったり、ぜいぜいといった音が出たり、咳をしたりする程度で済むこともありますが、発作が激しいときには、命にかかわることもあります。また、ペットやほこり、食べ物のアレルギーよって、ぜんそくがひどくなる可能性もあります。ぜんそくの治療には、ナイアシンが効果的で、特に咳が出て息苦しいときに、咳を軽減するので楽になります。喘息の治療薬を飲んでいる人は、ビタミンB6が欠乏しやすいので、B6をサプリメントで補った方がよいでしょう。また、ビタミンB12も、ぜんそくのゼーゼーという症状に効果があると言われます。しかも、小さな子供でも渋取することができます。さらに、ビタミンCが不足するとぜんそくの症状が出やすいので、ビタミンCとナイアシンを同時に摂取するとよいでしょう。

 ぜんそくの症状があるときには、マグネシウムが欠乏していることも多いようです。ワインや卵に含まれている亜硫酸塩に対してアレルギーがある場合には、モリプデンが効果的とされます。一方、脂肪酸には、喘息の諸症状を引き起こすと言われるプロスタダランジ(ホルモンの一種)の動きを抑える働きがあります。中でも、EicoProというサプリメントが、プロスタグランジが引さ起こす炎症を抑制する上で大きな効果があるとされていますが、もし入手が難しい場合には、一般的に手に入りやすいハーブ剤のEvening Primrose(サクラ草のオイル)にも、同様の効果があると言われています。

 

●婦人系の病気

1)生理痛がひどい人に

 生理中の痛みが強くてつらい思いをしている人にお勧めなのが、ビタミンB1。背中が痛い、吐き気やめまいがするなどの症状を始め、下痢、頭痛などの症状も軽減してくれます。ナイアシン(B3)とビタミンCを同時に摂取することによっても、生理時の症状が楽になります。生理の始まる一週間前に摂取を開始するとよいでしょう。ビタミンEは、体内の痛みを鎮静する作用があり、やはり生理のつらさを軽減してくれます。また、血液中の鉄分が足りないと、めまいなどを引き起こすので、鉄をサプリメントで補給するとよいでしょう。マグネシウムには、子宮筋をリラックスさせる効果がありますから、生理が始まる前日と初めの2日間、1日に2回摂取するとよいでしょう。また、生理前に乳房に痛みが走ったり、肌荒れがひどくなったりする場合には、ビタミンB6が効きます。

2)不妊症の人に

 アメリカでは、約14%の人が不妊症で悩んでいると言われています。不妊症の原因は、排卵がない、卵管の通過性が悪い、精液中の精子の数が少ないなど、いろいろです。例えば、葉酸が不足していると妊娠しにくいと言われるので、マルチ・ビタミンBに含まれる形で葉酸を持祝するのがよいでしょう。また、最近の研究では、ビタミンAが生殖器の正常な発達を促すことから、不妊症にも効果があるのではないかと言われています。

 さて、血液中の鉄分が不足すると悪性貧血になり、妊娠が難しくなるも言われています。鉄分を取るときには、ビタミンCも同時に摂取することを勧めます。ダイエットのし過ぎで体重が標準体重に達さなかったり、あるいは肥満気味の人も妊娠しにくくなるので、まずは規則正しい食生活を心がけることが何よりです。

3)妊娠中の人に

 健康な赤ちゃんを生みたいと望むなら、十分な脂肪とカロリー、そしてビタミンを取ることを心がけなければなりません。サプリメントで補充するならば、妊婦用のマルチ・ビタミンやミネラルが良いでしょう。ビタミンCおよびビタミンB6によって、妊婦につきもののつわり、足のむくみなどの症状を緩和することができます。また、ビタミンEは、妊娠合併症を予防する働きがあります。もちん、妊婦はカルシウムを十分に補充しなくてはなりません。貧血を防ぐためには、ビタミンB12と葉酸が効きます。妊娠中には、亜鉛のレベルが、通常の約30%ほど減少しますが、亜鉛が不足すると流産や早産が起こりやすくなり、また、未熟児が生まれる可能性も高まるので、サプリメントで補充して取るようにしましょう。

4)更年期障害の人に

 更年期障害は、45歳から50歳前後の閉経期の女性の約半数に現れる症状で、自律神経のバランスを崩して精神的に不安定になったり、肩こりや頭痛などの症状を訴えるようになります。更年期障害は性機能の低下によって起こるので、女性ホルモンの補充が必要です。ビタミンEは、体内のホルモンの代謝をスムーズに行うために有効なビタミンです。ビタミンEによって、血行がよくなり、体調を整えて精禅的な安定を図ることができます。そして、いつまでも若々しさを保つことができるのです。

 

●仕事や家事でストレスがたまっている人

 会社の仕事がうまくいかなくてイライラしたり、子供の成績が思うように伸びなかったり、職場や近隣の人々との人間関係がうまくいかなくて悩んだり、人それぞれストレスの原因は様々。精神的な負担には、副腎皮質ホルモンでストレスを解消するのに役立てるのが良いのですが、その源になるのがビタミンCです。毎日、適量のビタミンCを摂取することでストレスから解放され、気分を一新して、さわやかに1日を過ごしたいものです。また、ビタミンB1は、糖分をエネルギーに代謝する働きがあり、このビタミンをたっぷり取ると、心が落ちつくと言われています。

 

●お酒をよく飲む人に

 お酒が大好きな人、つき合いでついつい飲む回数が多くなるという人は、肝臓に脂肪が貯まって脂肪肝になったり、アルコール性肝硬炎になったりする可能性があります。お酒を飲むときはできるだけ食べ物と一緒の方が良いのですが、おつまみの中でお勧めなのはナッツ類。ナッツ類に含まれるコリンというビタミンには、脂肪肝や肝硬炎になるのを防ぐ働きがあります。コリンはそれだけでサプリメントになっていることはありませんが、マルチ・ビタミンB剤の中にコリンを含んだものがあるので、それセ摂取するようにしましょう。また、この他、肝臓によいビタミン剤としては、ビタミンB6が挙げられます。ビタミンB6を摂取することで脂肪酸が取り除かれ、脂肪肝の予防ができます。また、お酒を多く飲むと、ビタミンB1の正常な働きが妨げられます。ビタミンB1は、糖分の代謝に必要なビタミンであり、不足すると中枢神経の働きがスムーズにいかなくなり、神経に異常が現れて手足がしびれたり、疲労感が残ったり、そのままにしておけば心臓の機能が低下することもあります。ですから、お酒を多く飲む人は、ビタミンB1不足の予防を心がけ、サプリメントで補充すると良いでしょう。さらにアルコールは、体の防御機能を抑制し、細菌やウイルスに冒されやすくなるので、ビタミンCの補充も大切です。

 

●タバコを吸う人に

 専門家によれば、タバコは「人体にとっては、百害あって一利なし」と言われます。特に、高血圧や高コレステロールの人が喫煙を続けると、心筋梗塞や狭心症になる危険性があるほか、肺癌のリスクも高まります。しかし、わかっていても、なかなかやめられない人が多いようです。そこで、喫煙者にぜひとも補充してもらいたいのがビタミンCです。喫煙することによって、体内のビタミンはどんどん減少していき、ビタミンB12も不足しやすくなります。ですからビタミンB12も補充するとよいでしょう。また、肺ガン予防のためにビタミンAも十分取ったほうがよいでしょう。健康のためには禁煙が一番ですが、Ginseng(朝鮮人参)やGinkg0(銀杏)などは禁煙するのに一役買ってくれるハーブとも言われています。

 

●かぜに効くのは

 よくかぜをひいて困るという人は、ストレスや睡眠不足などによって、体の抵抗力が下がっている証拠です。免疫力を強化するには、何よりも十分な休養と栄養分が必要です。ビタミンの中でも、免疫力を高める働きをするのはビタミンAで、病原菌から体を守る働きをしています。そして、疲れをできるだけ早く取り除き、体力をつけることも大切です。脂肪をエネルギーに代謝するビタミンB1やビタミンB2は、疲れを癒す働さをし、エネルギーの充てんを手助けしてくれます。また、かぜのひき始めには、ビタミンCを通常よりも多めに摂取するように心がけましょう。ビタミンCによってかぜそのものが治ってしまうというわけではないのですが、かぜの初期にビタミンCを十分取っていると、かぜの症状が軽くすみます。

 

●エネルギッシュな毎日をおくりたいと願う人に

 一般的に、日本人は働き過ぎだと言われます。また最近では、小学生までが受験めざして夜遅くまで塾通いをし、睡眠不足に悩んでいるほどで、肉体の疲労ばかりか精神的な疲労にまいっている人も多いのではないでしょうか。さて、そんな人がエネルギーを補給し、精力的な日々を過ごすには、まずビタミンB1を十分に摂取しましょう。ビタミンB1は、糖分を代謝してエネルギーを作り出す働きをします。ビタミンB1の補給によって、脳の働きが活発になり、神経の疲労も軽くなります。さらに、エネルギーを補給したい人はビタミンEを十分に取るようにしましょう。ミネラルとしては亜鉛が効果的です。酵素では、CoQ10やイノシトールがエネルギーを補充し、疲労回復に役立ちます。またハーブでは、朝鮮人参(Ginseng)が効果的です。これらは、精力減退に悩む人々にもよく効きます。さらにビタミンCは、副腎皮質ホルモンを作る源になり、性ホルモンの分泌も促します。また、バントテン酸は、糖質、脂肪、タンパク質などの代謝を促進すると共に、性ホルモンが正常に働くための働きもしています。精力増進剤の「ロイヤル・ゼリ−」にも、このビタミンCやバントテン酸が含まれています。

 

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